一緒に暮らしている13歳のボーダーコリー・アース。アースは8歳のときに家族として迎えた保護犬で、今はおじいちゃん犬です。
今回は、アースに起きた異物トラブルの体験についてお話しします。
ある日、急に咳が止まらなくなった
その日の朝、アースが突然ゴホゴホと咳をし始めました。一度出始めると断続的に続き、なかなか落ち着きません。
最初に異変に気づいたのは、一緒に暮らしているおじいちゃんでした。「いつもと違う」と感じ、注意深く様子を見ることにしました。
なんだか喉の奥が変で、うまく飲み込めない感じがしたんだ。
原因はおやつ?と思ったけれど…
咳が出る少し前、サプリメントとドッグフードを少量おやつとして食べていました。そのため、「何かが引っかかったのかもしれない」と最初は考えました。
しかし結果的に、それらが直接の原因ではありませんでした。


迎えに来てくれた、獣医さんのお母さん
連絡を受け、すぐに迎えに来たのは、獣医師でもあるお母さん。向かったのは、普段から診療に関わっている動物病院でした。
ぼくにとって一番安心できる先生は、獣医さんでもある お母さんです。
レントゲン検査で「異物の疑い」
まずはレントゲン検査を実施。撮影した画像は、レントゲン診断を得意とする獣医師にも確認してもらいました。
その結果、食道内異物が疑われる状態と判断されました。
外からは見えず、症状も咳のみ。だからこそ、慎重な判断が必要なケースでした。




内視鏡が必要で、別の病院へ
より詳しく確認するには、麻酔下での内視鏡検査が必要です。そこで、内視鏡設備が整った別の動物病院へ連絡を取りました。
「すぐ連れてきてください」
そう言ってもらえたことで、すぐに移動しました。
お母さんと、お母さんの病院の看護師のお姉さんが一緒に
ぼくを別の動物病院へ連れて行ってくれたよ。
待っていてくれた、心強いチーム
病院に到着すると、獣医師と看護師さんたちがすでに準備を整えて待っていてくれました。状況説明から処置まで、とてもスムーズに進みます。
迅速さと落ち着いた対応に、家族としても大きな安心感がありました。
本当の原因
原因がはっきりしました。
舌に輪ゴムが引っかかっていたのです。その輪ゴムには大量の毛が絡みつき、毛玉の一部が食道内に入り込んでいました。
え…そんなの、いつの間に?
日常の癖が、思わぬトラブルに
アースには、床や自分の体をよく舐める癖があります。その過程で、少しずつ毛を飲み込んでしまっていたと考えられました。
毛が絡まり、そこに輪ゴムが引っかかったことで、今回のような異物トラブルにつながった可能性が高いとのことでした。


念のため行った内視鏡検査
原因は分かりましたが、食道内にほかの異物が残っていないかを確認するため、念のため内視鏡検査も行ってもらいました。
その結果、ほかに異物は見つからず、処置は無事に終わりました。
麻酔のあとは少しふらふら
アースはシニア犬ということもあり、麻酔後は半日ほど足元がふらつきました。
でも、その日のうちに食欲も戻り、元気を取り戻しました。
咳が止まったのが分かって、すごく楽になったよ!
この体験から思ったこと
今回のことで改めて感じたのは、毎日の小さな癖や変化が、思わぬトラブルにつながることがあるということ。
そして、小さな変化でも「いつもと違う」と感じたら、早めに病院で診てもらうことの大切さをあらためて実感しました。
おわりに
最初に異変に気づいたおじいちゃん、迅速に対応してくれた動物病院のスタッフの皆さまのおかげで、アースは無事に回復しました。
この体験が、同じような症状で悩むわんちゃんやご家族の参考になれば幸いです。
ぼくはもう大丈夫だよ。このお話が、誰かの役に立ったらうれしいな!
緊急時の受け入れ体制は病院ごとに異なります。必ず事前に各医療機関へ対応の可否をお問い合わせください。
協力:ブナの森動物病院






